コントロールできない世界で、「心の荷物の紐」を解く時間を
- tomonoworks3
- 4月8日
- 読了時間: 3分
こんにちは、TOMONO Works です。 最近、世界情勢のニュースやSNSから流れてくる情報の氾濫に、どこか落ち着かない不安を感じることはありませんか。
ホルムズ海峡の閉鎖といった、個人の力ではどうにもコントロールできない大きな問題。あるいは、スマートフォンの画面越しに飛び込んでくる、顔の見えない誰かの強い言葉。
私自身、そんな外側の喧騒に自分を見失いそうになることがあります。
「何かしなければ」「強くあらねば」ともがくほど、心の中には重い荷物が積み重なっていくような気がして。
そんな時、私を救ってくれるのは、一冊の本や寺院の静寂といった「自分を整える時間」です。
最近、時代小説の『本所おけら長屋』を読んでいて、今の私の心に深く、深く刺さった言葉がありました。
「自分ができるのは、心の中の荷物の紐を解くところまで。その荷物を心の中から取り出してやるのは周りの人の仕事なんだよ。だから人は人とつながって生きていくのさ」
この一節に触れたとき、ふっと肩の力が抜けるのを感じました。
私たちはつい、重い荷物を自分で解き、自分で運び出し、解決まで一人でやり遂げなければならないと思い込んでしまいます。でも、本当はそうじゃない。自分にできるのは、ただ自分の内側と向き合って、固く結ばれた「紐」を解いておくところまで。その後のことは、周りの人や、あるいは時間や運命が、自然と運び出してくれるのを待ってもいいのだと。
私にとって、読書をしたり、お寺を巡って静かな空間に身を置いたりすることは、まさにこの「紐を解く」作業なのだと気づきました。紐を解く作業は個人によって異なります。映画を見たり、お気に入りのコースターを眺めたり、または何もせずに時間に身を任せるのも良いですね。そんな最適な方法を見つけ出すのは自分自身になります。
私が大学で専攻した分析化学の世界では、複雑なものを分解し、その正体を見極めるにはまず丁寧な準備が必要でした。準備さえ万全であれば、結果は自ずとついてきます。 そして、心も同じように感じます。外側の世界がどれほど荒れていても、自分を信じて「紐」を解く準備さえできていれば、道は周りの人や運命に導かれ自ずと開けていく。
TOMONO Worksも、一人ではできないことを二人で、そして私たちの思想に共感してくださる皆さんと分かち合いながら歩んでいます。
私たちが作るコースターやステッカーが、皆さんの日常の中で、ふっと「心の荷物の紐を解く」瞬間の傍らにいられたら。そんなささやかな支えになれることを願って、今日も素敵なアイディアを見つけていきます。
今はまだ答えが見えなくても。
まずは深く息を吐いて、自分自身の時間を大切にしていきましょう。





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